お読みいただきありがとうございます。ミズサキです。
「お金持ちとはどんな人達なのか」
「お金持ちになるにはどうしたらいいか」
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
お金持ちについて書かれた本や記事は無数に存在し、様々なことが言われています。
私はそのような本や記事を読むのが好きで、正確には覚えていませんが、少なくとも7年以上は乱読してきました。
今日は、そんな経験を踏まえて、お金持ちの特徴とそこからどんなことが読み取れるかについて、書いていきたいと思います。
お金持ちの特徴
お金そのものが大好き
「お金持ちはお金が好き」と言われていますが、より正確にいえば、
「お金で買えるモノではなく、お金自体が好き」ということです。
普通の人は、お金で買えるものが好きなんだ。
(中略)
それに対して、お金持ちは、お金自体が好きなわけ。つまり紙幣自体が好き。紙幣の匂いが好き。色が好き。デザインが好きなのである。もう、お金を溺愛している。
これがお金が集まる人と、お金から逃げられる人との大きな違い。
神田昌典「非常識な成功法則」(フォレスト出版)
これを踏まえると、よく言われるお金持ちの人達の「こだわり」の意味が理解できます。
- 長財布を使う
- お札の向きを揃えて財布に入れる
- できるだけ新札(ピン札)にしておく
- 定期的に財布を買い替える
これらはお金を稼いだり貯めたりすることとは、直接的には関係しません。
実際折りたたみ式の財布を使っているお金持ちもいるし、「お金は居心地の良い場所に集まる」という信念に科学的な根拠はありません。
ただ、お金そのものが大好きだと、自然とお金を大切に扱うようになります。
大事なお金を大切に扱おうとする場合、長財布を使ったり、きれいなお札を揃えようとするのは当然のことといえます。
こうした人達は、人生におけるお金の優先順位が高いことから、お金に関係する情報を集めたり、それを基にして行動することも多くなるでしょう。
他の人よりもお金について、たくさん知識や経験を蓄積していることになります。
お金についての知識や経験が豊富で、行動量も多ければ、それがお金持ちになることにつながっていくのは、容易に理解できます。
結局お金持ちは、「好きこそものの上手なれ」を体現している人達なのです。
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お金を使うことに自分なりの基準を持っている
「お金持ちには、『独自のモノサシ』がある。それは、一生お金持ちになれない人の『モノサシ』よりも、時間軸がずっと長いんですよ」
田口智隆「お金持ちになるのは、どっち!?」(SBクリエイティブ)
上記の引用は、著者が3つの会社を経営するお金持ちから言われて心に残っている言葉だそうです。
この経営者の方は、1本5万円する高級ボールペンを使っています。
一見高いけれども、長く使うことができ、愛着もわく。ビジネスパートナーからの信頼にもつながる。
1本100円のペンでも文字は書けるけれども、すぐに使えなくなり、何本も同じものを買うことになる。
こうした点を考慮すると「5万円だから高く、100円だから安い」とは一概には言えないというわけです。
「お金持ちはケチ」と言われますが、これは「お金を使うことに自分なりの基準を持っていて、基準に合致した場合だけお金を使う」ということです。
- 一人で食事するときは立ち食いそば屋ですますが、仕事相手をもてなすときは高級ホテルのレストランを使う
- 多くの人が利用する電車での移動は疲れるし、トラブルに巻き込まれる可能性もある。多少出費がかさんでも、タクシーであれば快適だし、パソコンを開いて作業することもできる。
このようにお金持ちは、多角的、長期的な視点を持って、お金の使い方を考えています。
そのような頭の使い方が習慣になれば、事業でも成功しやすくなるでしょう。
ビジネスというは結局、手持ちのお金と時間をどこに投入するかを取捨選択することだからです。
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お金の使い方をお金持ち基準に近づけていく
以上、お金持ちの特徴について書いてきました。
では私達がお金持ちになるためにはどうすればいいのでしょうか?
お金持ちならどうするか、どういう基準でお金を使うのかを考えていけば、必然的にお金持ちに近づくはずです。
心理学ではこれをモデリングといいます。
心屋仁之助「一生お金に困らない生き方」(PHP研究所)
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お金持ちになるような考え方をして、お金持ちになるような行動を取れば、お金持ちになります。
だから、自分の心の中に、お金持ちの基準をインストールすればいいのです。
みなさんも今日からお金持ちを目指してみませんか。
「自分には無理だ」と勝手に諦めず、小さな一歩を踏み出すことが、いずれ大きな変化につながっていきます。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。