お読みいただきありがとうございます。ミズサキと申します。
みなさんは自分の年収が、平均と比べてどれくらいなのか、気になりませんか?
「日本の会社員(サラリーマン)の平均年収はどれくらいなのか」
私は気になったので、
国税庁の「民間給与実態統計調査」(平成29年分)を調べてみました。
民間給与実態統計調査とは?
抽出された民間事業者を対象に、毎年1月1日~12月31日の1年間の給与支払い状況などを調査しているものです。
特徴を挙げると、
- 従業員1人の小さな会社から、5,000人以上の大規模な会社まで、幅広く調査している。
- 一般の正社員だけでなく、パート・アルバイトなどの非正規から役員までを対象に含んでいる。
- 民間業者を対象としているので、公務員や自営業者は含まない。
といった感じになります。
この統計でいう「平均給与」は、基本給、手当(扶養手当、残業代など)、賞与(ボーナス)などをすべて含んだ金額(所得税や社会保険料などを差し引く前の総額。ただし通勤手当は含まない)なので、一般的にいう「会社員の年収」のイメージに近いものになります。
(一人で複数の会社で働いている場合、それぞれの会社で1人としてカウントされる等、個人の年収と正確には一致しません)
厳密ではないかもしれませんが、以下の文章では、この統計の「1年を通じて勤務した給与所得者」の一人あたりの(年間の)「平均給与」を「平均年収」と呼ぶことにします。
日本のサラリーマン(会社員)の平均年収は432万円
上記の統計によると、日本の民間サラリーマン全体の平均年収は、
432万2,000円
ということがわかります。
内訳をみると、
給与・手当:364万2,000円
賞 与: 68万0,000円
なので、
毎月の給料が、30万3,500円
賞与(ボーナス)が夏と冬に、34万円ずつ
といったイメージです。
なお正規雇用に限定すれば、平均年収は、
493万7,000円となります。
内訳はわからなかったのですが、大手企業や公務員を参考に、「ボーナスが年間で月給の4か月分」と仮定して概算すると、
給与・手当:370万2,000円
賞 与:123万5,000円
となり、
毎月の給料が、30万8,500円
賞与(ボーナス)が夏と冬に、61万7,500円ずつ
といったイメージです。
また男女別では、
男性:531万5,000円
女性:287万0,000円
となります。
男性と比べて女性は非正規雇用の割合が高く、平均勤続年数も短い傾向にあるため、単純比較にはあまり意味がありません。
今後は会社員も、副業や投資で稼ぐようになる
私(ミズサキ)の年収(給与)は、昨年も今年も400万円程度です。
上記の統計の平均値432万円に達するには、まだ何年もかかりそうです。
多くの方にとって、本業で年収を大きく上げるのはなかなか大変なのではないでしょうか。
自分の努力によって、年収がコントロールできないのは勤め人のつらいところです。
(「お前は本当にそんなに頑張っているか」と問い詰められれば、返す言葉もありません。
ごめんなさい。)
今回ご紹介した平均年収は、あくまでも会社員が本業で得ている年収です。
副業(複数社で勤務、投資、ブログアフィリエイトなど)で稼いでいる収入は含まれていません。
最近は副業を解禁する会社も増えており、副業で稼ぐようになる人も増えていきます。
今後、投資や副業で稼ぐ人が増えてくれば、国税庁の統計でみる平均年収は、年収の一部でしかなくなっていくでしょう。
私も今から副業や投資で頑張って、自分で力で年収を稼げるようになりたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。