お読みいただきありがとうございます。ミズサキです。
投資をする目的は、もちろん儲けることです。
ただ、投資をする意味はそれだけではありません。
投資をすることで、副次的に様々な能力が身につきます。
今日は、株式投資歴8年の私が感じる、投資によって身につく能力を4つお話しします。
1:責任と覚悟を持って、判断する姿勢が身につく
投資をすると、どんな情報を使って売買する場合であれ、その結果はすべて自分で引き受けなければなりません。
損をしたからといって、誰も責任は取ってくれません。
すると必然的に、責任と覚悟を持って、自分で判断する姿勢が身についていきます。
私達は難しい判断をするとき、どうしても他人に頼りたくなります。
しかし、経済の専門家やプロの投資家であっても、将来のことは確実にはわかりません。
投資をしていると、他人に依存していてもうまくいかないということを痛感します。
人の助けを借りることは決して悪いことではありませんが、最終的には自分の頭で考えて行動することが大切であることがわかってきます。
それは投資以外の重要な判断(どのような職業を選択するか、誰と結婚するかなど)にも活きてきます。
2:情報リテラシーが高まる
1で述べたことと関連しますが、人の言っていることを「本当に正しいだろうか」と自分なりに吟味し、検討する姿勢が身についていきます。
専門家が言っていることが必ずしも正しいわけではないことは、投資の世界に限ったことではありませんが、普段はなかなか実感しにくいものです。
ついついメディアや、有識者と言われる人達の言っていることを鵜呑みにしてしまいます。
「納豆にダイエット効果がある!」と、あるテレビ番組で紹介された途端、納豆があちこちで品切れを起こしたりするわけです(ご存じのとおり、後でダイエット効果はねつ造と判明しました)。
投資をしていると、専門家だからとってアテにできるわけではなく、結局最後は自分しか頼りにできないことが、イヤでもわかってきます。
投資は、健全な批判精神を養うのに役立ちます。
3:経済や企業に対する興味が高まり、知識が身につく
自分のお金で投資をすると、経済や金融市場、企業などに対する興味・関心が自然と高まります。
自分で調べたり、勉強したりするようになり、様々な知識が蓄積していきます。
新しい知識が増えると、見える世界が広がったようで純粋に楽しいですし、話題を広げる、自分のビジネスに活用するといったこともできます。
4:自分の感情をコントロールできるようになる
投資で成功しようとする場合、自分の決めたルールに従ってストイックに売買できるような、自制心が必要です。
しかしお金が絡むと、私達は冷静でいられなくなります。
利益が積み上がっていくとき、損失が膨らんでいくとき、私達の感情はめまぐるしく動きます。
ただ、そのような感情に振り回されていると、あっという間に大金を失ってしまいます。
利益が出るときは、すぐにそれを確定したくなります。
うまくいったときは、より大きな利益を得ようとして投じる金額が大きくなり、リスクに対して鈍感になっていきます。
そんなときに、思っていたのと逆方向に相場が動き、大きな損失が発生します。
しかも、それを受け入れることができず、損失を膨らませてしまいます。
投資を続けていると、様々な状況に陥ったときに、自分の感情がどのように動くのか、パニックになったとき、どんな行動を取りやすいのか、わかるようになります。
そして少しづつ自分をうまくコントロールする術を身につけていきます。
投資によって身につく自制心もまた、投資以外の活動で、物事を継続し、達成していくことに役立つはずです。
投資で身につく能力は、人生のあらゆる側面で役に立つ
いかがだったでしょうか?
投資によって身につく能力は、人生のあらゆる側面で役に立つものです。
みなさんも、投資によってお金を稼ぐだけでなく、自分を高め、人生を変えてみませんか?
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。