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お金

「お金を使いたくない」という心理の背景と対処法

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貯金

お読みいただきありがとうございます。ミズサキです。

みなさんは「お金を使いたくない」と思ったことはありませんか?

 

「お金がないと不安だから、できる限り貯金したい」

「食費や通信費などの実用的なことには使えるけど、それ以外のことには使いたくない」

「自分のためには使えるけど、他人のためには使いたくない」

「他人のためになら使えるけど、自分のためには使えない」

など、様々な意見があるのではないでしょうか?

私自身も実はお金に対する執着は強く、自分が使ってもいいと決めている食事と本に対する支出以外、あまり使いたくない方です。

このような「お金を使いたくない」という心理の背景には、どんな原因があるのでしょうか。

お金は「頑張って苦労しないと手に入らない」という心理

「お金を使いたくない」という心理の背景にあるものを端的に表現しているのが、こちらの本の記述です。

お金を出すときになぜ「もったいない」と思ってしまうのでしょうか。

それは「お金は頑張って働いて手にするもの」=「労働の対価」だと思っているからです。

毎日、満員電車に乗って遅くまで働き、好きでもない仕事をしてやっとの思いで手にしたお金。だとしたらそれを、手放すのはもちろん「もったいない」と思うことでしょう。

「可愛いままで年収1000万円」(宮本佳実著、WAVE出版)

苦労や我慢の対価として受け取ったお金は無駄にしたくない。だからお金が使えないというわけです。

お金がなくなったらまたイヤなことを我慢してやらなければいけないとしたら、お金が減ることに抵抗感が生まれるのは自然なことです。

確かに私自身の経験を振り返っても、仕事で悩んだり不安になったりしているときは、お金に対する執着心が強くなり、お金を手放したくなくなります。

「いくらあれば働かなくても生きていけるだろう」なんて考えが、頭に浮かびます。

 

だとすると、好きではない仕事を我慢しながらやり続けるという生き方をする限り、「お金を使いたくない」という気持ちが心を支配し続けることになります。

ただ、お金は本来人生を楽しむためのものです。何でも「無駄」といって切り捨てていたら、毎日が味気ないものになります。

それに下の記事でも書いたように、すぐに役に立つわけではなくても、様々な経験や知識にお金を使うことが、長い目で見ると、自分の収入を増やしたり、幸せな人生を送ることにつながっていきます。

本から学ぶ幸せになるお金の使い方

お金を使わない生活を送ろうとすると、人生を豊かにするチャンスを自分から奪ってしまうことになります。

仕事の内容や人間関係の問題を解決する

以上を踏まえると、「お金が使えない」という心理を克服し、人生を楽しむためにお金を使えるようになるには、苦労や我慢をしながら仕事をしている状況を改善することが必要になります。

そこで、行動心理コンサルタント鶴田豊和さんの「『つまらない』がなくなる本」(フォレスト出版)、「『めんどくさい』がなくなる本」(フォレスト出版)の2冊を参考に、仕事を楽しめるようになる方法を考えていきます。

仕事の何が嫌なのか特定する

適切な対処を考えるために、仕事内容自体が嫌なのか、人間関係が嫌なのか、まずは原因を細かく特定しましょう。

仕事内容が嫌なときの対処法

今取り組んでいる仕事がつまらないなら、それが自分のキャリアや将来に対して、あるいは外部(会社、他部署、顧客、社会など)に対して、どんな意味を持っているのかを考えてみましょう。

全く無価値な仕事など存在せず、自分がやっている仕事には必ず意味や価値があります。

「意味や楽しさ」を見出すことで、モチベーションが高まります。

 

そのうえで、どうしても今の仕事や環境が自分に合わないのであれば、異動させてもらえるよう働きかける、転職するといったことが選択肢になります。

人間関係が嫌なときの対処法

人間関係が面倒になるのは、相手に合わせようとして、無理をしなければならないときです。本来の自分でいられないから煩わしく感じるのです。

このとき相手を不快に感じるのは、自分が悪いわけでも相手が悪いわけでもなく、単に異なる価値観やルールの下で生きているからにすぎません。

自分のルールに反することを相手がしてくる、あるいは自分がしなければいけないから憂鬱になるのです。

ただ、これはどちらが正しくてどちらが間違っているということはありません。

「連絡をメールだけで済ますのは失礼だ」という人もいれば、

「メールを送ってくれれば見るから、わざわざ電話してきて邪魔するな」という人もいるわけです。

ここで重要なことは、ルールのせいで自分が苦しむなら、そのルールは手放せばいいということです。

「自分はこう思うけど、相手はこういう考えだ」と冷静に捉え、自分のルールに固執することをやめれば、いちいち悩むこともなくなります。

生き方や働き方を考えるチャンス

以上のように「お金を使いたくない」という素朴な気持ちは、自分の生き方や働き方を考え直すきっかけにできることがわかります。

 

仕事をもっと楽しめるようになることが、お金に対する執着を緩和し、日常生活をもっと楽しめるようになることにつながる。そして、様々な経験をすることが、自分の収入や幸せにつながっていく。

そんな好循環が回るようになるのではないでしょうか。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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