お読みいただきありがとうございます。ミズサキです。
「株式投資を始めようと思うけど、どの銘柄を選んだらいいかわからない」
そんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
東証1部に上場している会社だけでも、平成30年12月末現在で2,130社あります。
(参考)日本取引所グループ(JPX)ウェブサイト「上場会社情報」
細かく検討しようとすれば、キリがありません。
情報収集だけで、あっという間に1日が終わってしまいます。
これではいつまで経っても投資を始めることができません。
そこで今日は、最初の1歩を踏み出すきっかけをお届けできればと思います。
初心者でも買いやすい銘柄として、平成30年12月末現在で、10万円以内の少額から投資できる有名企業株をご紹介します。
どうして少額で買える有名企業株なのか
その理由は、以下の2点が重要だと考えるからです。
(1)特定銘柄にリスクを集中しすぎない
各企業の株価や業績に影響を与える要因は、おおまかにいえば、以下の3つに分けられます。
①経済全体・市場全体に関わるもの
(例:金融政策、経済成長率)
②企業の属する業界・特定の市場に関わるもの
(例:電力業界にとっての原油輸入価格、通信業界にとっての政府の情報通信政策)
③個別企業に特有のもの
(例:経営者の交代、他社との業務提携、配当額の変更)
②は投資する業種(セクター)を広げることによって、
③は投資する会社(銘柄)を広げることによって、
投資に伴うリスクを分散することができます。
(①は市場全体に関わってくるのでリスク分散しにくい)
投資に使えるお金には限度があります。
限られた「予算」の中で分散を図ろうとすれば、1つの銘柄に投資する金額は大きくしすぎないことが重要です。
特に投資経験が浅く、個別銘柄について詳細に分析する技術を持たないうちは、個別の企業に関わるリスクを大きく取るのは得策ではありません。
(2)なじみ深い会社の方が事業を理解しやすい
売買の判断を行う上では、会社がどのような事業を行っていて、どのようなビジネスモデルで利益を上げているのかを理解することが必要になってきます。
興味がない、理解できない会社に投資すると、あるニュースが出たときに、どうして株価が上昇したのか、あるいは下落したのか、よくわからないということになります。
そのように考えると、なじみ深く、どのような製品・サービスを販売しているのか、よくわかっている会社に投資する方がよいといえます。
知る人ぞ知る優良銘柄を発掘するのは、投資経験を重ね、選球眼を養ってからでもよいのではないでしょうか。
10万円以内で買える有名企業株(銘柄)12社
以上を踏まえて、いよいよ10万円以内で買える有名企業株12社をご紹介します。
(平成30年12月末時点 単位:円)
証券コード | 会社名 | 株価 | 単元株数 | 単元価格 |
8411 | みずほフィナンシャルグループ | 170.3 | 100 | 17,030 |
4689 | ヤフー | 274 | 100 | 27,400 |
8410 | セブン銀行 | 314 | 100 | 31,400 |
8604 | 野村ホールディングス | 420.8 | 100 | 42,080 |
9831 | ヤマダ電機 | 527 | 100 | 52,700 |
8308 | りそなホールディングス | 528.7 | 100 | 52,870 |
8306 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ | 537.9 | 100 | 53,790 |
8601 | 大和証券グループ本社 | 556.6 | 100 | 55,660 |
4755 | 楽天 | 736 | 100 | 73,600 |
3402 | 東レ | 772 | 100 | 77,200 |
8002 | 丸紅 | 772.4 | 100 | 77,240 |
7545 | 西松屋チェーン | 890 | 100 | 89,000 |
いずれも東証1部上場企業です。「有名企業」の基準は私の主観によりますので、ご了承ください。
株式は通常、単元価格(株価×単元株数)を1単位として売買されるので、単元価格が、その銘柄の最低購入金額となります。
ちなみに単元株数は、平成30年10月に100株に統一されたので、今後はどの銘柄も、
株価×100円が単元価格になります。
(以下の記述はすべて平成30年12月末時点の情報によります)
みずほフィナンシャルグループ(8411)は1万円代で購入できます。
予想配当利回り(予想1株配当/株価)が4.4%の好配当銘柄です。
ちなみに7万円代の丸紅(8002)も、予想配当利回りは4.4%です。
ヤマダ電機(9831)は5万円代で購入可能。
株主優待に力を入れている会社です。
100株(1単元)所有すると株主優待として、
買物割引券が年3,000円分(3月末株主:1,000円分、9月末株主:2,000円分)取得できます。
しかも所有期間が1年以上、2年以上となると、さらに追加されます。
いかがだったでしょうか。
みなさんの銘柄選択の参考になれば幸いです。
この記事は平成30年12月末現在の情報で執筆しておりますので、
最新の株価や財務情報についてはYahoo!ファイナンス等でご確認ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
(高配当株に投資するならこちらもチェック)