お読みいただきありがとうございます。ミズサキです。
先日、「好きなことをしてお金も幸せも手に入れる生き方を学べる本」をご紹介しました。
この中で、お金に対する確固とした考え方を身につけることの重要性を語っています。
今回はより具体的に、「幸せになるお金の使い方」について考えていきたいと思います。
以下では、私が読書から学んだ、幸せになるお金の使い方について、書いていきます。
経験(体験)にお金を使う
一つアドバイスをするなら、モノより経験を買うことをお勧めする。
(中略)
経験は記憶として残り、思い出して楽しめる。
「MIND OVER MONEY 193の心理研究でわかったお金に支配されない13の真実」
(クラウディア・ハモンド著、木尾糸巳訳、あさ出版)
一見すると、形の残るモノにお金を使った方が喜びが持続するように思えます。
しかし実際は、
- モノがあることによる喜びは急速に薄れてしまう。
- より新しい製品が登場したときに、不要になってしまう。
という理由から、何度も思い出して喜びを持続的に感じることのできる経験を買う方がよいというのです。
確かに私自身を振り返っても、旅行に行って楽しかった経験は、後から思い出しても充実感を感じることができます。
またモノを買う場合は、いい経験につながるモノ(例えば、行ったことのない場所に行くための車など)を買うのが良いそうです。
世の中で最も価値のあるものは体験です。
(中略)
お金で時間を買い、時間で体験を買う人は、最初に投資したお金よりも大きなものになります。
「お金も幸せも手に入る本」(中谷彰宏、PHP研究所)
自分の積み重ねてきた経験こそが最終的に最もお金になる、
まさに自己投資です。
体験自体はすぐに終わってしまいますが、その結果得られた成果や記憶は、自分の資産として蓄積していきます。
そのように考えると、「もったいない」という感情も乗り越えられそうです。
「好きなこと」にお金を使う
好きなことでお金を稼ぎ続けるコツは、とても簡単である。
好きなことでお金を稼いだら、好きなことでお金を使えばいいのだ。
自分の好きなことで売り上げを創って、自分の好きなことが経費になるというわけだ。
「大好きなことで、食べていく方法を教えよう。」(千田琢哉、海竜社)
好きなことをしてお金を稼ぎ、そのお金を好きなことに再投資すれば、ますます得られるお金が大きくなり、より一層好きなことにお金が使えるようになるというのです。
少し想像するだけで、幸せなお金の使い方だとわかります。
では、好きなことを見つけるにはどうしたらいいのでしょうか。
トライアル・アンド・エラーにお金を使う
トライ&エラーにお金をかけると、損切りが発生します。
(中略)
それは「わかった」という授業料を払ったのです。
したことすべてで、もとをとる必要はありません。
(中略)
トライ&エラーをしながら、自分の好きなものにめぐり合います。
「お金も幸せも手に入る本」(中谷彰宏、PHP研究所)
実際にいろいろなことをしてみないと、好きなことは見つからないということです。
その過程でかかるお金は、必要経費なのです。
損したくないという気持ちが強すぎて、お金を出すことを惜しんでいると、なかなか好きなことは見つかりません。
私自身も、最近あまり新しいことにお金を使っていないと反省しています。
知識・知恵にお金を使う
上で引用した中谷彰宏さん、千田琢哉さんに加えて、ブロガーのイケダハヤトさん、メンタリストDaiGoさんなど、情報発信で成功している方々に共通するのが、知識や知恵にお金を使っているということです。
では現在私が何にお金を使っているかと言えば、知恵にお金を使っている。
本にお金を使うのはもちろんのこと、自分の知恵が向上すると判断したものには、形のある物にだけでなく、形のない体験も含めて上限なしの青天井でお金を使うようにしている。
「大好きなことで、食べていく方法を教えよう。」(千田琢哉、海竜社)
自分がもらう知恵にまったくお金を払わないで、自分の出す知恵でお金をとることはできません。
頭で稼ごうと思う人は、他人の頭を使わせてもらったり、協力してもらったり、吸収させてもらったことにきちんと対価を払うことです。
「お金も幸せも手に入る本」(中谷彰宏、PHP研究所)
本から得た知識。それを実践することで得た経験。それは誰にも奪えません。
(中略)
読めば読むほど、使えば使うほど価値が高まり、いつまでもお金を稼ぎ出す手助けをしてくれます。
(中略)
本にお金を使うことは、ノーリスク・ハイリターンの最高の投資なのです。
「「好き」を「お金」に変える心理学」(メンタリストDaiGo、PHP研究所)
お金を払って良質な知識・知恵を仕入れるからこそ、良質な知的生産ができるのです。
幸せになるお金の使い方
以上をふまえると、幸せになるお金の使い方は、
様々な体験(経験)や勉強(本など)にお金を使う
↓
好きなことを見つける
↓
好きなことにお金を使う
↓
好きなことで稼ぎ、さらに好きなことにお金を使う
という流れになるのではないでしょうか。
みなさんがお金の使い方を考えるきっかけになれば嬉しいです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。